こんにちは、ローカルハックメディア編集部です。今回は、介護事業所とタクシー会社を運営する釜石市の「sqoo株式会社」様の業務改善をサポートした事例をご紹介します。業界の課題に合わせた具体的なアプローチを通じて、業務効率化やリソースの有効活用に繋がったプロセスとその成果をお伝えします。介護事業所の課題となっていたパンフレットのリニューアル課題:パンフレット刷新が進まない現状介護事業所では、パンフレットが古くなり、内容も最新のサービスや料金形態に沿っていないものを利用していましたが、担当者の方は、「ユーザー様にご覧いただくもの、早い段階でパンフレットをリニューアルしたい」と思っていました。そうは思うものの、日々の業務でリソースや時間が割けず、パンフレットのリニューアルが後回しになっている状況でした。利用者やそのご家族に対して適切に情報を提供できないことは、事業所の信頼感やブランドイメージにも影響を与えかねません。解決策:外部委託でスムーズな制作プロセスを実現local hackは、まず事業所のニーズをヒアリングし、リニューアルしたいポイントや伝えたい情報を整理しました。そして、パンフレット制作を自社で受託し、デザイン・内容構成を担当者様と打ち合わせながら進めていく形でプロジェクトを進行しました。初期設計段階での打ち合わせ:制作の方向性やデザインイメージ、情報の優先順位などについて詳細に打ち合わせを行い、事業所が求める理想像を確定しました。確認・修正のルーティン化:その後の作業では、作成内容の確認と修正をルーティン化することで、事業所の負担を軽減。最終的に、プロジェクトは計画的に進行し、満足のいくパンフレットが完成したとのお声をいただくことができました。成果:業務負担の軽減とイメージ向上業務委託により、事業所は日常業務の妨げを受けずに、パンフレットの刷新をスムーズに実現できました。利用者やそのご家族に適切に情報が伝わるようになり、事業所の信頼性やイメージをしっかりと掲載するものができました。タクシー事業の日報管理のデジタル化課題:運転日報の紙媒体管理による負担タクシー業界では、ドライバーの高齢化が進む中、毎日の運転日報を紙媒体で記入・管理する運用が大きな負担となっていました。「sqoo株式会社」様も例外ではなく、管理部門は紙の処理が膨大になり、さらにドライバーにとっても記入作業が負担となっていたため、双方にとって効率化が急務でした。解決策:タブレットとアプリによるデジタル化local hackは、タクシー会社がすでにドライバー向けに支給していたタブレットを活用し、運転日報を入力できるアプリ導入を提案。このアプリはドライバーが料金計算や日報のデジタル入力を簡単に行えるよう設計され、管理部門の業務負担を大幅に軽減することを目指しました。入力効率の向上:紙での記入からタブレットでの入力に移行したことで、時間短縮が実現。慣れていないドライバー向けには操作方法のサポートも行い、スムーズな移行を図りました。計算の自動化:アプリの計算機能により、料金計算や日報内容の確認が自動化され、ヒューマンエラーのリスクも軽減しました。管理部門のデータ処理もデジタル化され、リアルタイムでの集計や記録も可能になりました。成果:作業効率の向上とミスの削減運転日報のデジタル化により、最初こそ、慣れるまでは紙との二重記録にならざるを得ない時期もありましたが、ドライバーの記入負担が減り、業務に集中できるようになりました。管理部門でも、紙の整理や入力の二度手間が解消され、業務効率が大幅に向上しています。また、デジタル記録により、必要な情報がすぐに検索・確認できるため、トラブル対応も迅速に行えるようになりました。まとめ:業務効率化と信頼性向上で地域の未来に貢献今回の事例を通じて、sqoo株式会社様の介護事業やタクシー事業の業務改善にどのように貢献できたのかをご紹介しました。リソースや時間が不足していても、外部の力を借りながら課題を一つずつ解決することで、企業は本来の業務に集中できるようになります。また、効率化と品質向上を両立することで、地域社会への貢献度も高まります。local hackは今後も、地域企業のパートナーとしてサポートを提供し続けてまいります。